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泣いている男性

ヘルペスは単純ヘルペスウイルスに感染することで発症する性病です。
性病ですが感染経路は性行為に限らず、感染者とのタオルの共有など日常生活の中でも感染の恐れがあります。
一度感染すると完治できないことや、感染しても8割以上の人は症状がすぐに現れないということが原因となり、感染者自身が気付かないため広げてしまっていることがあります。
そのため、日本で最も多い感染者が多いとされるクラミジアに次いで感染者数が多い性病がヘルペスです。

ヘルペスの治し方は抗ウイルス剤バルトレックスが有効

ヘルペスの治療には抗ウイルス剤のバルトレックスが用いられます。
バルトレックスは病院での処方の他、通販でも購入できます。
まとめ買いもできるため、バルトレックスは通販がお得です。
ヘルペスの症状に有効な薬は他にもありますが、バルトレックスは服用回数が少なくて済むというメリットがあります。
ヘルペスウイルスに対して効果のある成分が「アシクロビル」という成分ですが、アシクロビルは効果の持続時間が短いことが欠点です。
そのため、一日に数回服用しなければなりません。

一方、バルトレックスの成分は「塩酸バラシクロビル」です。
この塩酸バラシクロビルは服用後アシクロビルにされるため効果は他の薬と全く変わりません。
しかし、体内で成分を変換するという過程があることにより吸収効率が良くなっています。
なので、バルトレックスは服用回数が一日2回で済みます。

バラシクロビルの効果はヘルペスウイルスの増殖を抑制することです。
ウイルスが人の体にヘルペスの症状を出すには細胞内で増殖し、周辺の細胞に感染を広げていかなければなりません。
その際に必要なのがウイルスの遺伝子を複製することです。
バラシクロビルは、この遺伝子の複製を止める効果があります。
遺伝子を増やせなくなったウイルスは増殖ができなくなるため、それ以上の症状を現すことができなくなります。
薬の成分はウイルスが感染している細胞に取り込まれやすい性質があるため、症状を効率良く抑えることができるのもバラシクロビルの特徴です。

このようにヘルペスの治し方は抗ウイルス薬によってウイルスを抑えるというものです。
症状を治すという治療ではないため、ヘルペスの症状であるブツブツや水ぶくれなどが現れると自然に治癒するのを待つことになります。
症状を治す薬ではないため、薬はウイルスが増殖をはじめた頃に服用することが大切です。
そうすることでウイルスの増殖を防ぎ、免疫反応として出るヘルペスの症状が現れても軽度で済みます。

バルトレックスに副作用はあるのか?

バルトレックスはこの薬特有と言える副作用はありませんが、一般的な薬の副作用は確認されています。
主に考えられる症状としては吐き気や下痢・むくみ・めまい・眠気などです。
副作用に関する臨床試験も行われていますが、どの副作用も1%程度と低いものです。
ただし、眠気が現れることもあるので服用後の車の運転や危険を伴う作業は控えた方が良いでしょう。
また、自己判断で服用量や服用回数を増やすことも副作用を起こす原因です。
過剰摂取をしたからといって治癒が早まるわけではないので、用法・用量を守り服用してください。

バルトレックスに限らず、どの薬でも言えることですが、過剰摂取や体質によっては重篤な副作用が起こることがあります。
重篤な副作用は命に関わることもあるので、異変を感じた際には早急に医師に相談するようにしましょう。

可能性のあるものとしては急性腎不全、意識障害、アナフィラキシーショック、肝臓障害などです。
急性腎不全は血尿が出たり、尿の回数や量に変化が出たりするなど排尿に異変が生じます。
その他に、倦怠感や吐き気、むくみなどが現れるのが初期症状です。
意識障害を起こすと、意識が朦朧とすることや、混乱状態に陥り時間や場所がわからなくなったり、幻覚を見たり、興奮やけいれんを起こすといった症状が見られます。
アナフィラキシーショックは血圧の低下により冷や汗が出たり、顔色が悪くなったりします。
他にも手足のしびれ、全身発赤、喉や顔が腫れる、息苦しさを感じるなどの症状が特徴です。
肝臓障害を起こすと食欲が亡くなったり、吐き気を起こしたり消化器系の異常を感じます。
体に発疹や痒みなどが出たり、白目や肌が黄色くなったりすることや、尿の色が茶褐色になることもあります。

口唇ヘルペスの治し方は市販薬のクリームも効果的

口唇ヘルペスは飲み薬以外にも市販薬のクリームも使用することができます。
症状が現れている部分に一日数回塗布します。
ただし、市販薬が使えるのは再発の場合です。
ヘルペスは感染から2日から10日程度の潜伏期間を経て症状が現れる場合「急性型」と呼ばれ、急性型の場合は症状が重くなります。
再発時よりも水ぶくれが大きく広範囲にできるという特徴があり、このような重い症状では市販薬の効果は期待できません。

しかし、ヘルペスの症状が現れるのは2回目以降という方の場合、市販薬でも十分な効果があります。
再発する際は、水ぶくれが現れる前に口の周辺にピリピリ、チクチク、ムズムズなどの違和感があります。
この再発の兆候を感じた時点で薬を使うことが再発の症状を早期に治めるためには大切です。
早めに対処することで症状が軽度で済みます。
そのため、口唇ヘルペスの再発の対処法としては病院に行っている時間がないという場合は、ドラッグストアなどで気軽に買える市販薬を購入して早い段階で薬を使うというのも効果的なヘルペスの治し方と言えるでしょう。

市販薬を購入できるのは、薬剤師が常駐している薬局やドラッグストアのみです。
問診があるため、必要ないと判断された場合や、過去に口唇ヘルペスと診断受けたことがない場合は購入できないこともあるので注意が必要です。
また、性器ヘルペスの場合は再発の症状であっても市販薬は使用できないので注意しましょう。

市販薬の成分は、アシクロビルかビダラビンどちらかが含まれています。
メーカーによって一日の塗布回数や価格に違いがあります。
どちらの効果が高いというデータはないため、値段や使いやすさを考慮して選ぶようにしましょう。

ヘルペスウイルスは再発しやすい!完治は不可能?

ヘルペスは一度感染してしまうと再発しやすい病気です。
口唇ヘルペスは単純ヘルペス1型、性器ヘルペスは単純ヘルペス2型と呼ばれるウイルスに感染することによって症状が出るものですが、これらのウイルスは現在の医学では完全にウイルスを死滅させることはできません。
そのため、薬で症状を抑えることはできても増殖を止められたウイルスは神経の奥に潜んだままの状態になります。
このウイルスが休止状態の時は症状が現れませんが、何らかの原因でウイルスが活性化すると再び症状が現れてしまいます。

再発のきっかけとなるのは肉体的な原因や精神的な原因など様々です。
肉体的な原因としては疲れやお酒の飲みすぎの他、女性は月経前のホルモンバランスの乱れも再発のきっかけとなります、また、強い日差しを浴びて紫外線を受けることや性行為によって粘膜が傷つくなどの刺激も再発の原因です。
精神的な原因としては長期間にわたってストレスを受け続けると再発するとされています。
また、風邪や他の性感染症への感染などにより免疫力が低下すると再発することもあります。

一度ヘルペスに感染してしまうと完治は不可能である病気であるため、これらの再発の原因を生活からなるべく取り除く努力が大切です。
ヘルペスは症状が現れている時が最も感染力が高い状態です。
感染を広げないためには再発時は性行為を控えるようにしましょう。
患部に触れた手で触れることや、患部に触れるタオルなどを共有することも感染の原因となります。
症状が現れていない時でもタオルの共有をしないことなどは日常生活でできることです。
完治不可能であるヘルペスはこのような感染拡大の防止と再発時の早めの対処を知っておくことが上手く付き合っていくための方法でしょう。

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